プラムフィールド通信№217(4月26日)メッセージ❤(株)山英さんのお茶紹介♪

更新日:2017/04/29

新茶の季節 (株)山英http://www.yamaei.net/index.htmlの紹介

「茶葉をまるごと食べられるように、農薬も放射能も検出されない物を作っている」

山英の新茶

山英の新茶

(株)山英さん今年で創業90周年)は、
2014年5月、パルシステム静岡の紹介で静岡放射能汚染測定室の会員になって下さり、
そのご縁で、お茶作り・畑づくりのお話を2代目社長さん自ら、
熱く語っていただく機会を得ました。

山英さんの先代は、独自の発酵技術で有機堆肥を作り、
茶の生産を指導してきた土作りの専門家。
掛川の指定茶畑でつくった茶葉も、農薬を使った茶葉と混ぜられてしまう事がないように、
お茶の会社を興されたそうです。

2011年以前から土作りに力を入れた“SADAJI”(生態系再生型農法)の認定を取るなど、
安全なお茶を作ってきました。

福島原発事故に対しては、茶葉の放射能汚染を知っていたので、
丸ごと食べるお茶の畑は2011年産を全て刈込み廃棄し、翌年の生産に備えたそうです。
その手当のおかげで、
2014年もまだ、他の生産者の茶葉からは低くなったとはいえセシウムが検出されていますが、
山英さんの『まるご粉末茶』は不検出でした。

山英独自の農法である“SADAJI”農法が目指すのは
「昭和30年代の地力のある畑を作ること」
だったそうですが、
「長年の努力で、畑に特別に肥料を加えなくても自然循環が実現しています」と、
今年の畑の様子を説明してくださいました。

お茶は洗うことが出来ない食品です。農薬ゼロの美味しさが嬉しいお茶です。

[報告:馬場利子]
2017年4月26日記