プラムフィールド通信メッセージ

更新日:2015/10/30

プラム通信1028タイトル

玉ねぎの取り扱いから、肥料と有機農業について、

                       農林水産省に問い合わせて分かった事。玉ねぎ

10月14日の取り扱い品に北海道の玉ねぎがありましたが、
生産者さんから「畑で使っていた肥料(アサヒステップ10)が、突然、農水省から使用禁止になったと有機認定協会から連絡があり、玉ねぎは良くできているけれど、出荷はどうしたら良いか」という問い合わせがありました。

なぜ、使用禁止になったのかをお尋ねすると「アサヒステップ10から、尿素が検出されたため」との事でした。

尿素の安全性を伺いましたが、よく分からないという事でしたので、
使用禁止措置を取った農林水産省の担当課(農産物安全課)に10月21日に問い合わせをしました。

禁止になった理由は、「尿素が危険な成分ではなく、アサヒステップ10から、化学合成された尿素が検出されたため。普通栽培の場合は、尿素は肥料の原料として一般的に使用されている成分で分解して窒素になるもので、問題はないが、有機認定制度として、化学合成された肥料を使う事は禁止されているため、アサヒステップ10を有機農業の認定者が使う事は、認定に関わる違反となる」という説明でした。

玉ねぎの生産者さんとは、長いお付き合いで、国の有機農業の認定制度が始まる前から、きちんとした有機農業をしたいと頑張っている方です。
この肥料を紹介されたのも、有機育苗土会社からだったいう事で、肥料には鶏糞と記されていたため、
化学合成された成分が使用されている事も全く分からなかったとの事でした。
そのため、有機農産物しか取り扱わないと言われている出荷先に出す事も出来ず、
豊作の玉ねぎが放置される事は私たちにとっても辛いことですので、

今秋産の玉ねぎは、有機農産物とはいえませんが
それでも納得して食べて下さる方の注文を受けたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。

<馬場利子記>