更新日:2015/03/14
プラムフィールド通信3月11日号(№171)を発行しました。
【昔ながらの海苔の作られ方を紹介します!】
報告:大畑千安紀(みるめ会員)
1月22日に行われた『こだわりの味協同組合商品委員会』※で、話し合われた「昔ながらの製法で作った海苔(商品名は未定です)」についてご報告します。
昔ながらの製法とは、活性処理(酸処理)を行わず養殖した海苔のことです。
活性処理とは: 密植による細菌類の繁殖を防ぐため、クエン酸、リンゴ酸、フィチン酸などの果実などに含まれている有機酸を主成分とする活性処理剤を海水で薄め、ノリ網を漬け込むことで、ノリの健全度や品質の向上を図る技術です。
現在は9割以上が活性処理されています。
海苔の価値とは:判断基準が72通りあり、複雑です。
色の黒い海苔が高く評価されていますが、ノリ網の間隔が広く、太陽にあたる時間が長く、健全に育った海苔は色が薄くなり、海苔本来の甘みのある風味豊かな海苔になるそうです。
「海苔」の見た目の価値が、本当の価値ではないこと、本物の味とは?なにか。毎回、学びが多い委員会です。
【参加者】は、
*メーカー(生産者) *販売店バイヤー(組合に加入している) *消費者委員 *組合の理事長、職員。
【会議の内容】*新しい商品の認定 *既存商品の見直しなどです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(※)『こだわりの味協同組合商品委員会』との協働。 共同購入“ぐるーぷ・みるめ”は、こだわりの味協同組合の富永理事長とのご縁から、
1996年より『こだわりの味協同組合商品委員会』の委員をさせていただいています。
共同購入“ぐるーぷ・みるめ”から、“おーぷん・みるめ”に進化した今も、3か月に1回(年4回)開催される『こだわりの味協同組合商品委員会』にみるめの代表が参加しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・